STRUCTURE 構造

住宅性能評価

シティテラス加賀の外観画像
『シティテラス加賀』では、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(住宅品質法)」に基づいた、「住宅性能表示制度」による性能評価を受けています。従来わかりづらかった住まいの性能について、国土交通大臣登録の住宅性能評価機関によって、同じ基準で、等級(数値)がつけられています。

住宅性能評価書の種類

評価書には、設計図書の段階で評価した結果をまとめた「設計住宅性能評価書」と、施工段階と完成段階の現場での検査を経て評価した結果を記載した「建設住宅性能評価書」の2種類があります。

住宅性能表示は項目毎に等級や数値で表示

住宅品質法による住宅性能表示制度では項目ごとに等級や数値が表示されています。等級が高いほど、性能が高いとされています。ただし、これらの性能のなかには「耐震」の項目で高い等級がついても、梁や柱、壁を強くしているために、窓などが小さくなり、開口率などを表わす「光・視環境」の項目では高い数値にならない、という関係もあるため、あくまでも、住まい選びの「目安」としてご活用ください。

※「音環境に関すること(選択項目)」および「空気環境に関すること」のなかの「室内空気中の化学物質の濃度等(選択項目)」については、評価を取得しておりません。あらかじめご了承ください。

基本構造

ダブル配筋

ダブル配筋のイメージ画像
主要な壁の鉄筋は、コンクリートの中に二重に鉄筋を配したダブル配筋が採用されています。シングル配筋に比べより高い耐震性が確保されています。
※一部除く

溶接閉鎖型带筋

溶接閉鎖型带筋のイメージ画像
主要な柱部分には帯筋の接続部を溶接した、溶接閉鎖型帯筋が採用されています。工場溶接による安定した強度の確保によって、地震時の主筋のはらみ出しを抑制し、コンクリートの拘束力が高められています。
※一部除く

機械式継手

機械式継手のイメージ画像
主要な柱や梁の主筋には、施工時の天候等の影響を受けにくく、安定した性能を発揮できる機械式継手が採用されています。
※一部除く

水・セメント比

コンクリートの耐久性を高めるため、セメントの重量に対する水の重量の割合が50%以下に設定されています。水セメント比が小さくなるほど、耐久性が大きくなる傾向があると言われています。
※一部除く

プライバシー

防音フード

防音フードのイメージ画像
一部住戸には、室外の排気口に、外部からの騒音に対する防音性能を備えた防音フードが採用されています。

可動ルーバー面格子

可動ルーバー面格子のイメージ画像
共用廊下側の窓に、羽板が可動式で角度調節が可能なブラインドタイプのルーバー面格子が採用されています。好みに合わせて光や風を調節しながら効果的に外からの視線を遮ることができ、プライバシー性と防犯性を高めるよう配慮されています。
※FIX窓を除く

戸境壁

戸境壁のイメージ画像
住戸間の戸境壁は、鉄筋コンクリート造となっており、厚さ約180mm~約300mmが基本とされています。隣戸との遮音性に配慮されています。
※一部住戸間を除く

乾式耐火遮音壁

乾式耐火遮音壁のイメージ画像
隣の住戸との間には、耐火性・遮音性に配慮された、厚さ約136mmの乾式耐火遮音壁が採用されています。
※一部住戸間のみ。

サッシュ

一部住戸には、防音性に配慮されたサッシュが採用されています。外部から侵入する音が低減されるよう配慮された造りとなっています。

間仕切り壁

住戸内の間仕切り壁は厚さ約9.5mmのプラスターボード貼とされていますが、居室が直接バスルーム・パウダールーム・トイレ・貫通パイプスペースと接する場合は、遮音に配慮し、プラスターボード等が片側に1枚増し貼りされ、二重貼りとなっています。
※一部除く

二重床

居室には振動を吸収するクッションゴムを支持脚に装備し、遮音性能が備えられた二重床構造が採用されています。

メンテナンス

長期修繕計画

実績等に基づいて部位ごとに設定した標準の修繕周期をベースに、経年劣化により将来必要となるであろう、各種の修繕工事を予想した「長期修繕計画表(期間は30年間)」が作成されています。「長期修繕計画表」は、一定の期間中に予想される修繕工事の費用総額(概算)と、それに対応した修繕積立金の額が一目で確認できるため、管理組合での的確な資金計画立案を可能としています。工事実施時期が近づくと、管理受託者から管理組合に事前調査が提案されます。修繕対象の部位について詳細な調査・診断を行ない、予算面の措置も含めた修繕工事計画が作成され、管理組合に提案されます。

点検口

配管の点検や各種メンテナンスなどの維持管理をしやすくするために、各所に点検口が設けられています。

二重床・二重天井

居室には二重床・二重天井が採用され、配管・配線のコンクリートスラブへの打込みが減らされ、将来のリフォームやメンテナンスへの対応にも配慮された造りが採用されています。

※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
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